今回のブログは英語科5回生の大山大樹が担当します。
私がこの部活を引退してからはや2ヶ月たったわけですが、2週間前にようやく授業が終わって、大学生活が終わることを痛感しています。
そんな二週間何をしていたかというと、米沢まで同期部員と4人で合宿免許に行ってきました。こちらの写真は米沢名物の「牛肉どまん中」です。米沢牛を使ってないものと食べ比べをしたのですが、大山は牛肉の違いが判る男で安心しました。 そんなことは置いといて、今回は私が5年間どのようなことを感じて部活に打ち込んできたのかを綴っていきたいと思います。 私自身、この5年間は「高校時代の悔しい思いを払拭するということ」を念頭において打ち込んできました。というのも私自身、高校時代のサッカー部で3年間まともに試合に出場する機会が全くなかったことから、この3年間なんだったのだろうかという想いがずっと残っていたんです。このままサッカーをやめると死ぬまでこの何とも言えない想いを抱え続けるのだろうと感じながら、受験勉強に励んでいました。ずっとやってきたサッカーの最後の思い出をポジティブなものに変えるべく、このサッカー部に入ることは浪人生時代から決めていました。
無事、受験にも成功してこのサッカー部に入部することはできたのですが、高校時代以上の周りのレベルの高さに正直、大学1,2年の大山は心が折れて、あの悔しさから目を背け何となく週5日を部活に費やしていました。ただ、毎年引退される先輩方の「なぜ大学に入ってまで週5でサッカーをやるのか」という言葉が定期的に頭をよぎっていました。そうした中で、3年生になる前に自分なりにその答えを見つけたいと思い、2か月のオフ期間で考えることにしました。そうした中で、思い浮かんだことは、「高校時代の苦い思い出も肯定できる自分になること」という個人的なことはもちろん「このチームを勝利に導くための1ピースになりたい」というチームへの想いが浮かんできました。このチームは本当にいい人の集まりで、心が折れた自分が週5を費やしてまでここにいた理由は仲間の存在があってこそなんだと気づきました。この2つの柱から、「もっとサッカーをうまくなりたい」とまた思うようになりました。 そこから、試行錯誤を自分なりに繰り返した結果、アクシデントが重なってではあったのですが、自分自身初めて、3年生の夏にAチームとして出場することができました。結果として、その年はそれ以降出場することもなかったのですが、「チームのために」ということはより多く考えるようになりました。
ここまで就職活動のアピールか、と突っ込みたくなるくらいきれいごとを並べてきたんですが、結論として何が言いたいかというと、偉大な先輩方がくださった問いである「なんのために大学生にもなって週5でサッカーをやっているのか」を今一度、時間をとって書き出して考えてみてほしいということです。その答えが出ないなら、一度サッカーから距離を置くことも正解だし、明確な答えがあるのであればその先である、組織にその想いをどう還元していくのかというところまでぜひ考えてみてください。このチームのみんなならもうとっくに考えているという人もたくさんいると思うけど、この部活で過ごす時間の一分一秒をより濃いものにしていくためにも改めてぜひ向き合ってみてください!
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