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「今を精一杯」西唯我(ベンガル語科・2年)

更新日:2023年7月29日




ベンガル語科2年、西唯我です。僕もほかの部員と同じようにこの部活に入った理由について書きたいと思います。




 1年半ほど前、入学が決まって上京するときに言われた言葉で、僕にとって今でも忘れられないものがあります。「もっと楽しく生きてそれで結果が出ればラッキーな方がいいんじゃない?」そんなことを現役で大学に行っていた高校の同級生に言われました。まあちょっと省略しているのでもう少しニュアンスまで説明すると、将来のことなんか考えずにやりたいことやればっていうことです。なんて無責任なこと言うんだ(笑)って思いますけどこれが大学でも部活をやっている理由です、実は。




 この部活にいる人ならわかると思いますけど、とにかく練習も多いし時間も中途半端だし土日も練習だし、ほぼ部活中心の生活になっちゃいますよね。(悪口ではない(笑))そうしたらそれこそ勉強もおろそかになるし、なんかみんなやってる起業とかボランティア活動とか就活とかそういうのもあんまりできない上に、別に誰もサッカー関係の仕事に就きたいとか思ってるわけじゃないからどう考えたって将来に向けてマイナスです。




 僕は浪人したんですけど、実は浪人してもまた受験に失敗してそれで流れ流れこの大学のベンガル語にたどり着きました。で、もちろん浪人中は一日12時間とか嫌いな科目も普通に勉強していたので、落ちた時そのことをめっちゃ後悔しました。だってどうせ落ちるならそんな勉強しなくてよかったじゃないですか。でももしずっと好きなことをしていたら?きっと後悔はないんじゃないか、はじめの言葉を聞いたとき、ふとそんなことに気づきました。




 そしてそれは大学生活でもいえる。もし仮に今、将来のためだと思って必死に何かをしたって、きっと目標を達成できなかったらまた同じ後悔をすると思います。僕は高校の時チームにキーパーがいなかったので、キーパーをずっとやらされていました。だから今、2部昇格を目指して毎日やりたいポジションでサッカーするってことはとても楽しくて、これで将来何か問題が起きたとしたって、きっと僕は過去に未練はない。もっとしっかり就活しとけば、とか、ためになる勉強をしておけば、とか。




 それは過去はもちろん変えられないけど多分未来だってただの虚構で変えられないものに違いないから。でも今このボールを追いかけている瞬間が楽しいっていうのはきっと真実なはずで。今を精一杯生きて、それで未来にどんなことが起きたとしたってどうだっていい。そんな思いで僕はサッカーをしています。



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