週5回部活。部活以外でも色々事務作業。シーズン中は試合で休日が終わる。そんな生活を学生生活ずっとしていた。

周りには、「忙しすぎない?」「自分の時間あった?」「自分がサッカーやるわけではないんでしょ?」そんなことをよく言われた。
確かにめちゃめちゃ大変だった。正直2年生くらいの時は、シーズン中は自分の時間はあまりなくて、毎日体力フルマックスまで使って生きていた。でも、全く後悔はしていないし、むしろTUFSFCに入って良かったと心から思っている。TUFSFCに入らなかったら、自分の大学生活はもっと味気ないものだったと思う。
必死に仕事を覚えた1年生、責任の重い仕事を任されることが多くてキツかった2年生、留学ギリギリまでチームを支え続けた3年生、帰ってきて迷った挙句チーム復帰、隠居するつもりがバリバリYouTubeやラジオをやらせて貰った4年生(5回生)。
どれを切り取っても総じて、楽しかった。とにかく、どんなにきつくても結局楽しかった!
自分語りになってしまい恐縮だが、1年生から振り返ってみたいと思う。
私たちの代は入学早々コロナ禍の影響で全ての授業も新歓もオンラインになってしまった。そこで暇すぎて参加してみたのがサッカー部のお喋り新歓である。当時の私はサッカーを90分みたことのない人だったので参加動機は甚だ疑問である。が、きっとこの新歓がなかったら私はサッカー部に入っていなかったと思う。私は大学に入ったら幼少期から続けているダンスのサークルに入ろうと心に決めていたし、実際入学早々入部していた。サッカー部は最初から選択肢に入っていなかった。でも、参加してみてこのTUFSFCのいい意味での泥臭い感じが自分の性に合っていたこと、雰囲気の良さ、マネージャー業というこれまで全くやったことのない裏方に興味を持ち、とりあえずやってみよう精神で入部した。Quattroとの兼部を許可してくださった先輩方には感謝してもしきれない。ありがとうございました。
入部後は、マネージャーの先輩がいらっしゃらなかったこともあり仕事の自由度は高く、色々やらせてもらえて楽しかったが、なにぶんサッカーを90分みたことのない私は何をするべきか模索しながらやっていて、役に立てているのか不安になることも多々あった。しかし流石に週5回も参加していたので大体誰のタッチがうまい、とかまでわかるように成長した。
2年生。幹部にも入り、学連の仕事を任せていただいていた。ありがたいことに後輩のマネージャーも入部してくれた。リーグ昇格がかかっていたシーズンだったため、毎回の試合の運営がとても重要になっており、プレッシャーがとんでもなかった。求められることのレベルも高くなり、量も多くて、オフの日でも毎日何かしらサッカー部に関する用事をこなしていた気がする。リーグ戦が一番忙しい時期に同時にQuattroも外語祭で忙しく、一度も体調を崩さないでやり切った自分の体力・気力を誉めたい。結果は2部リーグ昇格。試合には何も関わっていないが、それ以外でかなり貢献できたと自負があったので、達成感でいっぱいだった。
3年生。前述の通り、2部リーグ昇格を達成したものの、チームの運営状況が2部リーグの試合運営条件を満たすことが難しく自主降格を決断することから始まった。チームのみんな、とりわけ先輩方が悔しかっただろうが私も同じ位悔しくて、やるせない気持ちを抱えてのスタートだった。それでも、新入生がたくさん入ってくれて賑やかになったチームを支えることがとても楽しかった。個人的には夏から留学を控えていたため、並行して色々と進めなければならなかったため、これもまた大変だった。そしてリーグ戦のシーズン途中で留学へ旅立った。もちろん留学生活はとても充実していて楽しかったが、どこか寂しくて留学中も毎週末は試合結果を気にしてインスタをチェックしていた。
留学から帰ってきた4年生。マネージャーが復帰することはあまりないと聞いていたので、正直あまり戻る気はなかった。が、マルコという新監督を迎えたチームはまた雰囲気や方針が違ったものになっていて、面白いと思ったし、このチームに参加したい、と思った。幸い、快く復帰を迎え入れていただき、活動することができた。老害にならないように大人しく生きていこうと思っていたが、予想外にもYoutubeのロングホームルームに参加させてもらったり、ラジオフチューズで毎月第4月曜日にやっているラジオ、「真実はいつもたふす」(ここ番宣!!)にださせてもらったりと、想像以上に色々なことを経験させてもらった。Youtubeの方は3月の回で卒業となるが、これからもマルコ、まなちゃん、るりちゃんが続けるのでぜひ聞いてほしい。チームの戦績としては2部リーグの他チームのレベルの高さで苦戦を強いられ、マネージャーとしてはとてももどかしい思いでいっぱいだった。最終節での勝利は同期の大活躍もあって忘れられないものとなった。

このように振り返ると、自分の学生生活の主軸はTUFSFCだったと再度実感できる。ずっと何かに追われていたことは否めないし、本当に忙しかった。だが、二度目になるが、TUFSFCのマネージャーを学生生活の5年間やり切って、本当に良かったと思っている。TUFSFCに入っていなければ、学生生活はここまで充実していなかったし、人間的にも成長できていなかったと思う。
現役部員たちには、ぜひ5年間、もしくは4年間続けてほしい。先輩方が毎回言っていてまたかよと思われるかもしれないが、本当に続けてみてほしい。
4月から就職しまた新しい環境に飛び込むが、このTUFSFCでの何にも代え難い経験を糧に邁進していきたい。
そして最後になりますが、これまで関わってくださったマルコ、先輩、同期、後輩、前監督の木室さん、支えてくれた家族、友人に感謝申し上げます。ありがとうございました。
これからもTUFSFCを陰ながら応援しています。時間があれば試合も見にいきます!

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